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エンジニアコラム
単純に"Windows"だからといってWindows CEを採用することは間違いです
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伊藤 優 さん [ アキタ電子システムズ 所属・マイクロソフト認定MVP ]
第5回:Windows CEでできる事・できない事
ても大切であるという事は繰り返し述べてきました。製品における必要条件の定義無しではその仕様は決定できません。この必要条件をWindows CEが満たしていないのであれば、別のOSの採用を検討した方がいいのです。またWindows CEは機能の面から採用を決めてしまう場合があるかと思いますが、その性能面や開発コストといった点も重要なポイントです。
そこでWindows CEを採用する際のチェックポイントを掲げますので、ターゲット製品の仕様を満足するかどうかを確認してみてください。
1. Windows CE のコストを確認する
・開発コスト:高い・・・ドライバからアプリケーションまで
・開発期間:長い・・・ハードウェアからソフトウェアまで
・ランタイムコスト:安い
出荷台数が多い製品の場合にはコストメリットがあります。
2. Windows CE 導入のメリットを検討する
・適用するミドルウェア、機能・・・標準機能と3rdパーティ製もあり
・多品種への展開・・・多品種展開で開発コストが低減される
・低消費電力
3. Windows CE の特徴を生かせるか?
・32bit CPU・・・製品仕様として必要ですか?
・プロセスモデル・・・堅牢システムのためには必要です
・リアルタイムシステム・・・製品の要求するリアルタイム性能は?
・ワールドワイド展開が容易・・・多言語対応と開発コストの低減
・Win32API、C#、Visual Basicといったアプリケーションフレームワーク
Windows CEは基本的に自由なシステムなので、ソフトウェアの創意工夫、ハードウェアによるアクセラレートなどにより、LSIの性能を超えない限り何でも実現できます(ちょっと大げさ)。その上で、チェックポイントを目印に、採用の可否を判断する事で、Windows CE本来の機能・性能を出す製品設計・開発ができるようになると思います。
それでは、今回のコラムはこの辺で終わりとさせていただきます。また何かの機会のお会いできればと思います。
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