XP Embedded 技術情報

インストールの準備

はじめに

ここでは開発システムを構築する方法について説明します。
Microsoft® Windows® XP Embeddedのパッケージに同梱されているファースト ステップ ガイドも合わせてご覧下さい。

開発環境の概要

Microsoft® Windows® XP Embeddedは単独で開発を行う構成、複数のユーザで共通のコンポーネントデータベースとリポジトリを使用する構成どちらでも利用可能です。 開発環境の構成は開発ツールをインストールするときに選択することが可能です。
次の表が構成リストです。

インストールの種類 内 容
開発ツールのみ

ー複数のユーザで開発を行う場合に使用します。
複数のユーザが共通のコンポーネントデータベースとリポジトリを使用可能な、共通コンポーネントデータベース
に接続できるシステムを構築します。
インストール中に、ユーザがコンポーネントデータベースサーバを指定します。
開発ツールは、常時コンポーネントデータベースサーバに接続されている必要があります。
本構成では開発ツールのみがインストールされるので、スタンドアロン構成より少ないリソースで済みます。

スタンドアロン構成

ー単独で開発を行う場合に使用します。
本構成では開発ツールとコンポーネントデータベースを同一のPC上に行います

  • 開発ツールのインストール
  • データベースエンジンのインストール
  • コンポーネントデータベースのインストール
全てインストールする必要があります

共通データベース 複数ユーザで開発を行う場合に使用します。
共有のコンポーネントデータベースをインストールする方法は、製品のヘルプを参照して下さい。
使用環境について

Windows® XP Embeddedをインストールするには以下のような開発環境が必要となります。

インストールの種類 使用環境
開発ツールのみ
  • Microsoft® Windows® 2000 Service Pack 2以降、またはWindows® XP Professional
  • Microsoft® Internet Explorer 5.5以降を推奨
  • 500MHz以上のCPU
  • 最小128MBのRAM、256MB以上を推奨
  • 200MBの空きディスク容量
  • 共有コンポーネントデータベースへのネットワーク接続環境
  • CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ
  • VGA以上の解像度モニタ。1024x768以上の解像度を推奨
  • Microsoft Mouseまたは互換性のあるポインティングデバイス
スタンドアロン構成
  • Microsoft® Windows® 2000 Service Pack 2以降、またはWindows® XP Professional
  • Microsoft® Internet Explorer 5.5以降を推奨
  • 500MHz以上のCPU
  • 最小256MBのRAM、512MB以上を推奨
  • 2.2GBの空きディスク容量
  • CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ
  • VGA以上の解像度モニタ。1024x768以上の解像度を推奨
  • Microsoft Mouseまたは互換性のあるポインティングデバイス
共通データベース
  • Microsoft® Windows® 2000 Service Pack 2以降、またはWindows® XP Professional
  • オペレーティングシステムの最低要件:Windows® 2000 Service Pack2以降を推奨
  • 500MHz以上のCPU
  • 最小256MBのRAM、512MB以上を推奨
  • 2.0GBの空きディスク容量
  • ネットワーク接続環境
  • CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ
  • VGA以上の解像度モニタ
  • Microsoft Mouseまたは互換性のあるポインティングデバイス
開発環境の構築

このホームページでは以下のような環境で作成しています。
新しく環境を構築する場合の参考や、すでに開発環境を構築されている方は自分の開発環境との違いを理解した上でご利用下さい

M/B Aopen MX-3W ProE
CPU Intel® Pentium® Ⅲ 1.0GHz
Memory 512MByte
VGA Intel® 82810E Graphic Controller (i810e 内蔵)
HDD1 20GByte (C:8.0GByte D:4.0GByte E:8.0GByte)
HDD2 ターゲット用HDDを接続時 (G:)
DVD-ROM PIONEER DVD-114 (F:)
SOUND Intel® 82801AA AC'97 Audio Controller (i810e 内蔵)
NIC VIA VT86C100A-Based Fast Ethernet Adaputer
M/Bについて

基本的にはWindows® XPがインストール可能なマザーボードなら利用可能です。
ただし最新のチップセットを使用した物に関してはSLD Fileを作成する必要があります。

CPUについて

開発環境ではWindows® XP Embeddedの要求である500MHz以上が必要です。
ターゲット環境では、Widnows® XP Professionalの要求である300MHz以上が必要です。

GEODE(Media GX)に関しては、現時点(2002/03)では標準の開発環境でChip Set、VGA、Sound等はサポートされていません

Memoryについて

このホームページではスタンドアロン環境を想定しています。
従ってM/Bの上限である512M Byteを実装していますが、256M Byte程度でも利用可能です。
ターゲット環境ではEWF(Enhanced Write Filter)をRAMベースで利用する場合はその分余裕を持って実装して下さい。
EWF(Enhanced Write Filter)を使用しない場合は普通のWindows® XP Professionalと同様と考えて下さい。

VGAについて

 基本的にはWindows® XPがインストール可能なVGA Cradなら利用可能です。
ただし最新のチップを使用した物に関してはSLD Fileを作成する必要があります。

HDD1について

今回のディスク構成は次の通りです。

ここでは20GByteのハードディスクをIDEのPrimary/Masterに接続しPrimary Partition(C:8GByte)とExtendded Partition(12GByte)に分け、ExtenddedPartitionをさらに2つ(D:4GByte E:8GByte)に分けています。
実際にはC:ドライブの容量をもう少し大きく確保した方が良いかもしれません。

C:ドライブはWindows® XP Professionalをインストールし、Windows® XP Embeddedを同じドライブにインストールしてあります。
インストールの時の指定で、XPeのデータベース(2.0G程度)やターゲットイメージのビルド先もこのドライブを指定してあります。
Windows® XP Professional、Windows® XP Embedded、Database、Target Imageに利用するのでもう少し大きな領域を確保した方が良いかもしれません。
(特にオフィス等、他のアプリケーションも利用する場合)

D:ドライブはWindows® XP Embeddedを評価するとき利用します。
Windows® XP EmbeddedではWindows NT® Embeddedと違い起動ドライブの指定が可能になりました。
このようにOSの評価を開発環境で容易に行えるので最低でもシステム領域以外に1つ以上領域を確保した方が良いでしょう。

E:ドライブ以降は評価を試行錯誤する上で一時的に状態を保存したい場合等に利用します。
特に定義する必要はありませんので好みに応じて確保して下さい。
また2GByte程度複数確保して利用しするのも進行状況によっては便利かもしれません。
この様に拡張パーティション側は状況に応じて作成し直して利用して下さい。

HDD2について

このドライブはターゲットイメージを複製する際に接続して利用します。
通常は接続しないのでドライブレターは最後の文字を割り当てた方が便利です。
また必要に応じてリムーバブルユニットを利用するとディスクの交換に便利です。

SOUNDについて

基本的にはWindows® XPがインストール可能なSound Cardなら利用可能です。
ただし最新のチップを使用した物に関してはSLD Fileを作成する必要があります。

NICについて

基本的にはWindows® XPがインストール可能なNetwork Cardなら利用可能です。 ただし最新のチップを使用した物に関してはSLD Fileを作成する必要があります。

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